山梨県甲府市の住宅に書架用のハシゴをお納めしました。

階段室の壁が本棚になっているため、床にハシゴを立てることができないので
本棚上部にレールを渡し底にハシゴをひっかけて使います。

上部レールの長さは3.6mあり、ハシゴはそこを左右にスライドする事ができます。

ハシゴ、レールの素材はスチールパイプ25.4φ、メラミン焼付け塗装を施しています。
設計はSHOEI一級建築士事務所です。
山梨県甲府市の住宅に書架用のハシゴをお納めしました。
階段室の壁が本棚になっているため、床にハシゴを立てることができないので
本棚上部にレールを渡し底にハシゴをひっかけて使います。
上部レールの長さは3.6mあり、ハシゴはそこを左右にスライドする事ができます。
ハシゴ、レールの素材はスチールパイプ25.4φ、メラミン焼付け塗装を施しています。
設計はSHOEI一級建築士事務所です。
木工で使うカナヅチのことを玄翁(ゲンノウ)と呼びます。
玄翁の釘を叩く部分、どちらでも釘が叩ける様になっていますが、片側の面は平らでもう片側は曲面になっているってご存知ですか?
この写真では、左の面が曲面に、右の面が平らな面になっています。
ちゃんと理由があるのです。
平らな面は釘を打つのには都合がいいのですが、釘を最後まで打ち込んだ際、玄翁の角で木を叩き傷つけてしまうことがあるのです。
写真上の釘の周囲のように、木の繊維が切れてしまい元には戻りません。
そこで木に達する直前に、玄翁をひっくり返して、曲面側を使い叩き込むのです。
そうすることで木を傷をつけることを避けることができます。写真下の釘の周囲は凹んでいますが、繊維を切るような傷は付きません。
切断してしまった木の繊維は元のように繋がりませんが、へこみは湿気を与えることで復元するのです。
材料はSPFの2×4材です。
まずは床下地になる枠を作ります。長さ75mmのネジで材料を固定します。
床面積は畳3枚くらいです。
家の掃き出し窓の高さを基準に、床面が水平になるように脚を立てます。
脚の長さは一本一本、立てる位置にあわせてカットします。
SPF材は水に強いわけではありません。
風雨に晒されても耐えられるようにペンキを塗ります。
床材をはってから塗装すると刷毛が入らず、塗料が乗らないところが出来てしまいます。
この段階で塗っておくと隅々まで塗ることができます。
あらかじめペンキを塗っておいた床材を並べてネジ止めをしていきます。
床材もSPFの2×4材です。
手摺りを立てて完成です。
アオキ家具アトリエでは家具以外にも、このような簡単な大工仕事も承っております。
テレビ台の大きさはw3,300×d400×h500です。
ラワン合板にメラミン化粧板を貼り仕上げました。
吊り棚の大きさはw3,300×d200×h820です。
ラワン合板に木肌美人というシリコーンを使った防汚剤を塗布しました。
吊り棚の右側面が階段状になっています。
これはペットの猫が猫タワーのように棚を昇り降りして遊べるように、というアイデアです。
デザイン、製作ともアオキ家具アトリエが行いました。
スチール・フラットバーで作られたフレームの上に、座面となる木の角棒を並べ、固定していきます。
様々な長さにカットされた角棒の数は280本!
角棒と角棒との隙間が大きい箇所には、短く先細りの材を取り付けて隙間を均等にします。
全ての角棒を取り付けました。
綺麗に波うった座面が出来上がりました。
デザインはHIROTA DESIGN STUDIOです。